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「ふむ、大部暗くなってきたな。そろそろこれを使ってみるか」 埼玉県陵桜高校に程近い民家の前。 鎧兜を身に付け、馬にまたがった若武者が自分の支給品入れの中を覗いていた。 彼が生前名乗っていた名は数あれど、今この時代でもっとも通りのよい名は源義経。 平家を滅ぼし平泉に散った日本史上有数の英雄である。 兄の頼朝らと同じく英霊として復活してこの殺し合いに参加させられた彼は、一人でも死者を減らそうと奔走していたがその結果は芳しくなかった。 ここまでに遭遇したのは眼鏡の主婦と糸目のジムリーダーの死体くらい、毎回の放送で呼ばれる犠牲者の名を成すすべなく聞くしか出来なかったのだ。 そんな彼の支給品武器は二つ。一つは体格のいい名馬。もう一つは、この時代においては「懐中電灯」と呼ばれている機械だった。 夜に暗い道を照らす時に使うらしい。 最初は知らない道具を使うのをためらっていた義経だが、実際に夜になって行く手が見えにくくなってくるとそうも言ってられない。 「何事もモノは試し。どれどれ、このスイッチを押して……」 義経は慎重に懐中電灯を点灯させた。 すると闇の中に走った一筋の光が、遠くの民家の庭先にいた一人の男の姿をさらけ出した。 と同時に、その男は 「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」 と、ドップラー効果的な悲鳴を上げて瞬く間に煙のように姿を消した。 「それはただの懐中電灯じゃなくて、『ドラえもん』という漫画に出てくる『スモールライト』というものですよ。 照らした物を小さくする効果があるんです」 兜を脱いで胡坐をかいてソファの上に座っている義経を見上げるようにして、6/氏は苦虫を噛み潰したような顔で解説した。 「そのようなものとはつゆ知らず……6/殿、申し訳ない」 頭を下げる義経。ちなみに義経の馬は庭先に繋いである。 「まあ、義経さんも悪気は無かったんだしさ」 6/氏を慰めるようにかがみがその頭を撫でた。 義経が何気なく放ったスモールライトの光線は、ちょうど家の周りの見回りをしていた6/氏にクリーンヒットしたのだ。 通常時の十分の一サイズに縮んだ6/氏は、自棄のように今や彼にとって太巻きのようなサイズになったポッキーをカリカリと齧っている。 ついさっきまでは小動物だったひよこっこが、今ではセントバーナードくらいの大きさに見える。 ちなみに椅子の上に座っているかがみの(正確にはこなたのだが)スカートの中も覗けるのだが、もはやそんなことを言っている場合ではない。 設定上はスモールライトはスイッチを逆に入れればビッグライトの役を果たすはずだが、その機能は壊されていた。 変なとこだけ用意周到である。 ということはつまり、ライトの効果が切れるまでこのままということである。 「にしても、一時はあんたが私を持ち物にしてたけど、今度はまるっきり立場が逆転したわねえ」 そう言ってヌイグルミのように6/氏を掴んで持ち上げるかがみ。間違いなく楽しんでそうだ。 ちなみにかがみはさっきの第四回放送がかかっていた時ちょうど自慰行為によって絶頂に達していたので、放送の内容を全く覚えていない。 父親のただおが死んだことを彼女に伝えるべきかどうか、6/氏は悩んでいた。が、もうどうでもよくなった。 「しかし、源義経といえばあの義経だよな? まさかこんなところでお目にかかれるとは思いませんでしたよ」 まあ今更歴史上の人物が一人や二人出てきたくらいで驚くわけにはいかないのだが。 「私もまさか再び現世に赴くことになろうとは思っていなかったが、こうなったのも天啓。 かくなる上はなんとしてでもこの殺し合いを終結させてみせる」 「ぴよよぴっぴー、ぴよよ?」 「うむ、今の私ではこの時代の知識も不十分で力不足。よって出来ればお兄ちゃん……ああいや、兄上である頼朝様と合流したい」 6/氏とかがみは少し驚いた。頼朝と義経が晩年は対立したのは有名な話だ。 「でも、頼朝はいわばあなたの敵だったんでしょう? 簡単に手を組めるとは限りませんよ」 6/氏がそう指摘すると、義経は真っ赤な顔になって立ち上がると、 「お、お兄ちゃんはそんな人じゃないもん!! お兄ちゃんは私の味方だもん!! あの時だって、私がちょっとわがまま言ったからお兄ちゃんが困っちゃって…… そうよ、お兄ちゃんは周りの人に騙されて私を殺したのよ!! そうに決まってるじゃない!!」 と、鬼気迫る顔で罵倒するが如く叫んだ。 あっけに取られる二人と一羽の顔を見て、義経は咳払いを一つして 「すまぬ。少し取り乱した」 と告げると何事も無かったかのように座った。 気を取り直して6/氏が口を開く。 「しかし、合流するにしてもどこか当てはあるんですか?」 「うむ、そのことだが、この埼玉の地にわれら兄弟がともに崇敬した鷲宮という神社がある。 兄上のことだ、そこで戦勝祈願をしているかもしれん。 それに、そこにいけば他の鷲宮神社ゆかりの英霊たちと出会えるかもしれん」 「鷲宮か……かがみ、こっからあそこって近いのか?」 「歩きならだいぶかかるけど……馬があるなら結構早く行けるかもね。あの辺は私の地元だし、よかったら案内しますけど?」 かがみの申し出に、義経は深く頭を下げた。 「それはありがたい。それではすまぬが、早速今晩のうちにでも……」 突如義経が言葉を切り、殺気だった顔で床においていた刀と兜を手に取った。同時にひよこっこも立ち上がる。 「ど、どうしたんですか?」 「気配くらいは読めるようになったほうがよいぞ」 ひよこっこが人間の言葉で答えた。 「うむ。敵襲だ。それも複数、手廉であろう」 義経の顔は、完全に戦に赴く武人のそれになっていた。 「ぴよっぴー」 「わかった。私とひよこっこ殿で迎え撃つ。6/殿と柊殿はここに隠れ、万一の時には馬に乗って逃げられよ」 義経はそういい残すと、ひよこっこと友に玄関から駆け出していった。 【一日目午後七時/埼玉県】 【源義経@歴史】 [状態]健康 [装備]生前の武装一式、スモールライト@ドラえもん、赤兎馬@三国志 [所持品]支給品一式 [思考] 基本:「兵」を集め、主催者に合戦を挑む 1:早くお兄ちゃんに会いたい 2:この場の敵を征圧する ※この時代に関する基礎的な知識は持っています(笛糸のサーヴァントみたいなもの) 【ひよこっこ@ときめきメモリアルOL】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:なし [思考] 1:ぴよよぴっぴー、ぴよっぴぴっぴー 2:ぴよよよっぴー、ぴぴっぴー 3:◆6/WWxs9O1s氏を守る。さらに出来れば正気に戻す。 「敵襲、だと? 俺たちも何か……って、何やってんだかがみ!!」 かがみの手の中でふりむいた6/氏は、かがみが自分の背中に顔をめいいっぱい近づけて匂いを嗅いでいたのに気が付いてあわてて叫んだ。 「あっ……ごめん、その……」 あわてて顔を離すかがみ。なにやら口ごもっていたと思ったら、頬を赤らめて目線をそらしながら 「男の人って、思ったより良いにおいがするのね……」 なんてつぶやいた。 (とうとう脳に蛆が沸いたか……) 相棒の心の健康も心配ながら、今はそれどころではない。 「とにかく、逃げる準備くらいしておくぞ!! 何か武器になるもんないのか?」 「ねえ、6/」 かがみの指に力が入った。6/氏の肋骨がたまらず悲鳴を上げる。しかし抗議の声も無視してかがみは続ける。 「私、自分でも男の子より女の子のほうが好みだって思ってたし、今まで女の子にしか興味無かったんだけど、 こんな風に小さくなったあんたを見てたら……その……なんてゆうのか……」 そんな謎告白はいいから手を離してくれ、と6/氏が言う間もなく、 「ねえ、男の人の体ってどうなってるの? ちょっと見せてくれない?」 かがみの指が6/氏の服の中に差し込まれた。 「ちょ、バカ、離せこの変態女!!」 「何よ、減るもんじゃないじゃない!! ケチケチせずに見せなさいよそれくらい!! 言っとくけどね、別にあんた自身に興味があるわけじゃないんだからねっ!! ただ男の人の体について知りたいだけなんだから!!」 「そんなセリフをツンデレっぽく言うな!!」 6/氏は必死でかがみの手の中で暴れるが、ますますかがみは強い力で握り締めてくる。 「それとも……何? たとえば、その、わたしが相手じゃ……イヤとか?」 少し悲しそうな顔をして、かがみが拗ねたように言った。 「ああ、いや……べ、別にそういうわけじゃ……」 素直にイヤと言えばいいのに、ツンデレなあまり気を持たせるような返事をする6/氏だった。 「だったらいいじゃない!! いいわよね!?」 そしてかがみは器用に左手だけを使って、バナナの皮を剥くように6/氏の服を一枚ずつはがしていった。 【◆6/WWxs9O1s氏@現実】 [状態]:岩崎みなみのセーラー服を着用(まもなく全裸)、 スモールライトで十分の一に縮小、病んでる [装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ [道具]:業務用ポッキー(ダンボール一箱分) [思考] 1:誰か助けて 2:かがみ、ひよこっよと行動を共にし、傷つける人間は殺す 3:誤解フラグを解く 4:放送を信じない味方を集め、主催を倒す 5:最終手段でかがみを主催に差し出す 6:その願いでみなみを生き返らせてもらうのもいいかも 7:ま と も な ふ く が ほ し い ※大臣の取引には乗ったふりをしていますが、実際に手を貸すつもりはありません。 ※着ているセーラー服にはみなみの血が大量についているため、他人が見たら またいらぬ誤解を生む可能性が高いです 【柊かがみ@らき☆すた】 [状態]:泉こなたの胴体、高良みゆきの左腕、右手にはバルサミコ酢の空瓶 頭を洗ったもののいまだ若干の悪臭、頭部に傷多数 [装備]:なし [道具]:なし [思考] 1:男の体の神秘に迫る 2:◆6/WWxs9O1s氏を正気に戻す 3:できるなら峰岸を止めたい 4:◆6/WWxs9O1s氏、ひよこっこと行動を共にする 5:放送を信じない味方を集め、主催を倒す 6:自分の胴体と友人、家族を探したい 7: 6/、私のこと嫌いなの?…… ※第一回放送を聞いていません ※第四回放送も聞いてません(自慰行為のため) 一方そのころその民家のまわりには、 「のび太、スネ夫、あそこの家で休むとするか? ひょっとしたらお友達がいるかもしれんしな……」 「カレーパンマンまで死んだか。もっと心臓を集めなければ」 「んっふっふ~。やっとみつけましたよ。ここが盗聴器で◆6/WWxs9O1sと柊かがみさんが潜伏してると判明した家ですね」 包囲網フラグ王のジンクスにより、ヤバイ連中が集まっていた。 【かみなりさん@ドラえもん】 【ジャムおじさん@それいけ!アンパンマン】 【大石蔵人@ひぐらしの鳴くころに】 基本思考:目の前にある民家に押し入る(全員共通) それ以外は前回の状態表と同じ ※そのうちブオーンも来るかも
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投稿日: 02/09/21 13 30 00356 能力名 鬼の面の皮(マスクオブバンデッド) タイプ 直接操作・精神操作 能力系統 操作系 系統比率 未記載 能力の説明 手作りの般若の面をかぶることで優しさやためらい、焦りの感情を抑える。 外すと抑えていた感情が一気に沸き上がる。 自分にも他人にも有効。 制約\誓約 - 備考 - レスポンス それだと、ずうっと付けていれば問題無し。 付け続けると起こる、何らかのハンディが必要だね。 類似能力 コメント すべてのコメントを見る 操作系 直接操作 精神操作
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ツリー型にしてログを登録しました。[第四回総論会ログ] - yykimoto 2012-03-22 13 48 54 ログリンクはこちら→第四回総論会ログ - 名無しさん 2012-03-22 13 51 28 おお、これは便利になるな。 - ちょうそく 2012-03-22 20 52 49 第三回の意見まとめ 1ポータルは鳥居タイムスリップ先は神社 2鳥居ブロック墓石ブロックの役目 3クナイのテクスチャ 4追加モブ落武者と殿様と忍者と九尾 5追加バイオーム墓場と繁華街? が決まった?はずです。 - 超蔟 2012-03-23 09 17 48 日本だけでなく世界地図を完全に再現したセーブデータを配布している方いらっしゃるそうですそこの日本だけ借りられれば… - 報告 超蔟 2012-03-23 09 29 34 MAPを日本の形にしたデーターと通常世界のようにランダムに生成させた物にわけましょうよ - karura 2012-03-23 12 49 21 世界地図を完全に再現したやつはサイズが35G越えるんで日本だけにすればかるくなるかと思ったんです - 超蔟 2012-03-23 13 55 03 テクスチャなんですがオプションで32×32作ってもいいのでは? - 超蔟 2012-03-23 09 23 25 少しばかり忙しい日が続いているので全く見ていなかったんですが。【第三回総論会】の場で【nagisawa】さんの質問に誰も返答をしていないのは何故でしょう?全てこちらに貼り付けるのも面倒なので個々でチェックしてください。一応私もプログラミングの分野ですが、まだ未熟な為用語が理解出来ません。出来れば「こども店長」さん、もしくは「karura」さん、御返答宜しくお願いします。これではまるで無視されているかのようなので - 薬学者理樹 2012-03-23 13 22 18 wikiにmoddingページを作ろうとしたのですが、どのような形にするのかまよっているだけです。 - karura 2012-03-23 14 47 54 えと、用語がわからなければ言ってください。加えて最低限コーディングルールないと開発はできません。大雑把な例をいうと一人がBlockTake.class作った横でもう一人が同じ機能のblockBamboo.classを作ったりとか見ただけで凸凹になる上にソースコードも一人じゃないので適当にやると本当に読めなくなります。なので最重要なんですが、決められるつもりがないのであれば、私は参加出来ませんしある程度分かる人なら避けます。 - nagisawa 2012-03-23 17 58 57 moddingページの作成をnagisawaさんに頼んでもいいでしょうか?nagisawaさんの方が詳しいみたいなので・・・ - karura 2012-03-23 22 44 24 せめて素体だけでもあれば。ただコーディングルールは相談部分が多くなるかと。 - nagisawa 2012-03-23 23 10 27 コーディングルールなんですが、如何せん私はまだ未熟なものでコーディングルールそのものが良く理解出来ていない感じです。最近ちょっと取り込んでまして、こちらに余裕が出来たらマイクラフォーラムの方でコーディングルールに関してのフォーラムとかを調べてみる予定です - 薬学者理樹 2012-03-27 03 00 21 コーディングルールはマイクラじゃなくJavaですね。今週中開発環境がないため(引っ越し中でPCがない)大雑把にまとめた内容をUpLoaderに挙げときました。書きなぐりなので見づらいかと思いますけど。書いてる内容とほかを開発者だけで話せる場所があればいいのではないかと。ルールなんてアイデア出す人にはあまり関係ないですし・・・。 - nagisawa 2012-03-27 11 42 42 cvs、svnはバージョン管理システムのことです。ネットワーク上にフォルダをおいて共有フォルダにするようなイメージです。それをプログラム用に補助機能を付けました的なモノです。SorceForgeとかが有名ですかね。ggrば結構でてきます。 - nagisawa 2012-03-27 11 46 07 ぶっちゃけSVNとかは一人でも使えます。みすったとこを戻したいときとか。私もレンタル鯖借りててほぼ一人で使ってますが、役に立ちます。 - nagisawa 2012-03-27 11 49 00 ありがとうございます!分かり易い丁寧な説明文です - 薬学者理樹 2012-03-31 15 27 08 あと、もう一つ。九尾を人型にする理由は「スキンの作成が難しい為」ですか?それとも全員の一致で「そのスキンの方が面白みがある」といった為でしょうか?連投失礼しました。 - 薬学者理樹 2012-03-23 13 23 51 ちなみにこの質問の意図ですが。karuraさん自身、これは「international」なゲームと発言されてますし。本来なれば「難しいから作れない」というのは余り聞きたくない言葉だった為です。作るのは不可能ではない、ただ時間が掛るだけなのであれば問題ないでしょう。ここに居る誰も「数週間で簡単に出来る代物」だとも思ってないだろうと思いますし - 薬学者理樹 2012-03-23 13 26 36 ボスのイメージが人形のほうが強かったので人形にしたいというのが自分の考えです - 超蔟 2012-03-23 13 44 48 なるほど、了解しました!それはボス状態の時も人形って事ですよね?個人的にはボス状態は巨大な九尾の方が面白いと思うんですが・・・ - 薬学者理樹 2012-03-27 03 01 21 ではボスの時は野生で育ったから巨大九尾にして 味方の時は人の手で育ったので人形にします? - 超蔟 2012-03-31 09 54 18 正直両方とも九尾状態にして、例えるならボス版はキュウコン。味方版はロコンをイメージしてました。 - 薬学者理樹 2012-03-31 15 28 33 強さ補正が強すぎるww - 超蔟 2012-04-01 09 01 41 大きい犬みたいなのはいけませんかね?それっぽいし - ファイズ 2012-03-23 16 08 12 可愛い方が味方の時(お面無し)狐の時がボスの時(お面あり) - 超蔟 2012-03-23 16 38 01 コマ犬ですか? - karura 2012-03-23 22 48 12 九尾は化け狐ですが… - 超蔟 2012-03-24 18 44 35 ハチ公とかどうです?一応日本の有名な犬ですし、海外で「Hachi」って映画化もされたんで、それなりに知名度が高いかと - 薬学者理樹 2012-03-27 03 02 41 ボスハチ公が現れた!! - 超蔟 2012-03-28 15 50 41 ハチ公 が おきあがりなかまに なりたそうに こちらをみている! なかまに してあげますか? - 薬学者理樹 2012-03-31 15 29 26 江戸時代と言えば鎖国、鎖国と言えば出島、ということで出島ほしい - 超蔟 2012-03-23 16 39 46 出島をだんじょんの1つに入れていいですか? - 名無しさん 2012-03-23 22 45 26 あ、↑は私です。 - karura 2012-03-23 22 45 46 良いと思います。 - 超蔟 2012-03-24 06 56 38 レスの確認ミスで第三回の方にも書き込んでしまいましたが参加希望です。多少なりともドット絵描けます。 - T.A.M.A. 2012-03-24 05 22 41 これからよろしくお願いします - karura 2012-03-24 08 32 59 スタッフ募集ページを編集して名前を自分で追加してください - 超蔟 2012-03-24 18 46 26 アイデアの方で参加希望です。お願いします - ニコニコ 2012-03-26 06 44 58 スタッフ募集ページに追加してください - 名無しさん 2012-03-28 08 37 03 建築班のページ作ってくれませんか? - 超蔟 2012-03-26 15 33 53 作るにしてもどういうった項目を作ればいいのか分からないのですが・・・ - 薬学者理樹 2012-03-31 15 30 09 今こんな感じですって画像はるだけ - 超蔟 2012-04-01 08 57 42 Twitterでの石蕗 緑さんのアイデア ワサビ 水からはえる感じ - yykimoto 2012-03-30 10 09 53 ワサビ良さそうですね。寿司作成の際に追加として使用すると攻撃力30秒間アップ、とか。雪玉と合成して敵に1のダメージを加えるワサビ弾とか・・・ - 薬学者理樹 2012-03-31 15 31 45 わさび食べて回復するが鼻にきて視界がぼやけるとか? - 超蔟 2012-04-01 09 00 04 防具に鎧兜がありますけどちょんまげと着物とはかまがほしいですね。 - 超蔟 2012-04-01 17 05 17 なかなか良さそうですね。 - ニコニコ 2012-04-03 13 17 11 葉巻売りはどうでしょうか? - ニコニコ 2012-04-03 13 22 02 久しぶりにきました。葉巻売りはいいですね!わさびもいろいろなものにつかえると幅がひろがりますねー。そういえば竹MOD1.24Verが公開されてました。 - gameryuu 2012-04-04 16 16 26 初期のコメントが消えてるんで第五回は三回と同じコメント型にしたほうが良いかと思います - 超蔟 2012-04-06 13 24 08 それは第四回総論会ログにあるはず - yykimoto 2012-04-06 15 56 51 了解です。建築班一人は辛いよ - 超蔟 2012-04-07 13 31 20
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一緒に食事 「ここの料理、いいセンいってると思わない?」 「うん、まあ、平凡の大切さを思い出させてくれる味だね」 「お腹が減ってないから 僕は水だけでいいよ。」 「これは魔法の料理だよ! どんな料理でも、これの後に食べれば 一瞬でおいしく変わってるはずだ」(弁当らしきもの) 「いっただきまーす!」 「ごちそうさまっと。」 一緒に訓練 (ちょっと遊ばない?) 「少し休憩しない?」 「少しくらいなら、いいかな。」 「フフフ、どうせ君と過ごすなら 楽しい方がいいんだもの」 (真面目に訓練するよう注意する) (訓練終了) 「あまり根を詰めるのも、かえって良くないし 今日はここで終わりだな。」(訓練) 「二人のほうが進むもんだね。」(技能訓練) 一緒に勉強 (ちょっと遊ばない?) 「少し休憩しない?」 (勉強するように注意する) 「駄目、駄目。 集中力が途切れるから。」 (遊びながら勉強) 遊びに行く 「やあ、おはよう。」 「行き先は、○○だったね。 じゃあ、行こうか。」 【美術館】 「この便器が芸術なら この便器を照らすライトも 芸術という事になるのかな?」 【植物園】 「うわあ、丘全体がピンク色だ。 何の花だろ、行ってみよう!」 【映画館】 「ヒーローの身体能力や頭脳や武器が どれだけ優れていても 一人で戦うには限界があるよなぁ…。」 【博物館】 「神殿を壊して自分の家の材料にしたり王様の副葬品を売って食料に換えたりムチャな話はよく聞くけど… 今日、生きる事に必死なら歴史的価値なんて意味ないもんなぁ。 …よくわかるよ」 【水族館】 「このカニは横じゃなくて前に歩くらしいよ。 どこの世界にも変わり者はいるもんだね」 【動物園】 「ほら、オリックスの子供、初公開だって。 いいタイミングに来たよね」 【遊園地】 「ジェットコースターは食後一時間以上経過してからの方がいいと思うよ。 …万が一の場合、後ろの人にも迷惑だから」 【公園】 「そこの屋台で売ってる“冷やし飴”って どんな食べ物なんだい? 日本製のアイスキャンディかな?」 「こんなに大笑いしたのは、小学生の遠足以来かもしれない。 またこの面子でどこか行きたいね!」(大成功) 「僕は割りと楽しかったよ。 でも…、君はどうだたんだろ? ちょっと気になるかな。」(成功) 「僕たちが遊びに行くのは、 平和になってからにした方が 良さそうだね…。」(失敗) デート 「やあ、おはよう!」 「じゃあ、 ○○に行こうか」 【美術館】 「この絵の価値はわからないけど 迷彩服の柄にはピッタリだな」 「この果物の絵、確かにリアルだけど いくら見てても腹の足しにはならないね。 …ところでお腹、減らない?」 【植物園】 「僕の足下に咲いてる小さな花、 たぶん雑草だけど、この園の中で 一番かわいらしいな、あなたに似て…。」 「”食べられる野草”という本がここ数年で、 百万部も売れたらしいね」 【映画館】 「結婚式で花嫁を奪われた花婿の方に 僕は感情移入しちゃうな…」 「禁断の扉が開けられる理由って たいてい、絶対に開けちゃいけないって 誰かに言われるからだよね。」 【博物館】 「十二単って重そうだね。 これじゃあ、まともに歩けないよ。 それに夏の京都でこんな格好してたら アセモだらけだ。」 「こんな重そうな鎧兜を本当に着けてたなら 戦国時代の武将って、自分で戦う気は さらさらなかったんだろうね。」 【水族館】 「タコやイソギンチャクやウニが 幻獣と同じ大きさだったら 僕は幻獣と戦う方を迷わず選ぶよ…。」 「そういえば、無毒フグの養殖実験って 続いてるのかな? …ちょっと期待してたんだけど」 【動物園】 「あのサル、さっきからチラチラと あなたの事を盗み見るんだけど…、 もしかして彼は僕のライバルかな?」 「ウサギやネズミの世界では 臆病は称えられるべき美徳なんだろうな」 【遊園地】 「今日みたいに暑い日は、 火山島の冒険ツアーより 潜水艦で深海探検に行く方が気分いいよ。」 「ピエロの化粧をしていれば 泣いてる時も笑って見えるのかな? 便利なような不便なような…」 【公園】 「少しぜいたくをしようか。 四人用のスイングベンチに二人で乗ろう。」 「ここまで昇っておいで。 ジャングルジムの上から眺める 夕日も、なかなかいいもんだよ」 「…僕はなんてぜいたく者なんだろう…。 たった半日とはいえ、君の笑顔を独り占めできたなんて…。 また近いうちに、その笑顔を独り占めしたいんだけど… 構わないかい?」(大成功) 「君のおかげで今日は楽しかったよ…。 もし良かったら、 また付き合ってくれるとうれしいな。」(成功) 「楽しいデートだった、と日記には書いておくよ。 僕が死んだ後、誰に見られてもいいようにね。 じゃまた、明日ね。」(失敗) 作戦会議 「賛成の方が多いようだね。」 「作戦会議は、○月○日(○)の 朝召集でいいかな。 あ、それと遅刻厳禁でよろしく。」 「では作戦会議を始めようか。 まず各整備の状況報告から頼む」 「整備状況はかなりいいから 現状維持で十分ですね」(ほめる) 「整備状況は、まあ普通です。 目標は現レベルを保ちつつ、余裕を見て 少しずつレベルアップですね」(普通) 「整備状況は、正直かなり悪いです。 悲しい事故が起きないうちに 最優先で整備に当たってください!」(注意する) 「今回の議題は…」 「○○についてだよ」(提案者) 「今回の提案者である、○○議題を提示してください。」 「本件について意見のある方 いますか?」 「意見も出尽くしたようだし 決をとるよ」 「ではこれで本日の作戦会議は終了だね。 皆さん、お疲れ様」 「いいアイデアだと僕は思うな」(賛成) 「時期尚早だと思うよ。あるいは手遅れかな」(反対) カラオケ/ボウリング 【ボウリング】 「みんなで僕をかついでるんじゃないよね? 本当にアメリカの正式なルールなんだよね? …そ、そうか、知らなかったな。 ストライクを三つ続けた人が 七面鳥のまねをするなんて。」 「こんなに大笑いしたのは、小学校の遠足以来かもしれないな。またボウリングに行きたいね!」(大成功) 「僕たちが遊びに行くのは 平和になってからにした方が 良さそうだね…。」(失敗) 王様ゲーム 「~、という事を 提案しよう。」 「やりなれてないので…、上手くできないかもしれないが…」(耳掃除) 「…失礼」(手を握る) 「…思ったより、顔が近付くものだね…」(ジュース) 「ははは、こんな間近で人の鼻を見る事なんて、そうそうない事だな…」(鼻毛を抜く) 「大丈夫、痛くしないから…。 でも、一応歯は食いしばっておいてね」(ビンタ) 「む…、これ以上の失礼はないよな…。 では、失礼して…」(靴下) 「どこが凝っていますか?」(マッサージ) 「ほら、もっと僕に近付いて…」(耳に息を吹きかける) 「不本意ながら…、お相手仕ります」(キス) 「では、失礼して…」(おでこにキス) 嫉妬大爆発 「以前からあなたのいい加減な態度は 腹に据えかねていたんだ。 今ここで厳重に注意しておくよ。」(前者) 「何という自己中心的な言い草だ。 あなたって人はどうしようもないな…」(後者) (どっちも…) 「ははは…、 二人とも、と答えるのは無責任だよね。」 (ごめん) 「優柔不断に思えるだろうけど 少し考える時間をくれないか?」 (ご、誤解だよ) 「話が見えないんだけどな…。 何か誤解があるような気がするよ。」 争奪戦 「彼女と僕が付き合っているのを 承知でこんな事をしているなら 許せないな!」(先攻) 「彼女は優しい人だから、 口には出さないかもしれないけど あなたの勘違いに呆れてるだけだよ」(後攻) 【まだ○○の事が…】 「○○さん、あなたには 欠点もたくさんあったけど、 魅力はその何百倍もあったよ…。 前より少しだけお互いを許し合えれば、 僕たちは、また上手くやっていける…。 そんな気がしないか?」 (クスクス笑っている) 「前より少しだけお互いを許し合えれば、 僕たちは、また上手くやっていける。 もう同じ失敗は繰り返さないよ」(交際継続) 「駄目だよ。 また傷つけあう事になるだけさ。 あなたにも、わかっているはずだよ」(交際破棄) 【○○とは終わっている】 「駄目だよ、○○さん。 もう戻れないんだ。 あなたにも、わかっているはずだよ」 (溜息をついた) 「僕の気持ちは変わらないよ。 誰にでも優しいのは、あなたの唯一の欠点で、 最大の美点だって事、僕が一番わかってるから」(交際継続) 「あなたが、こんないい加減な人だとは 思ってもみなかったな…。 今まで通りの関係を続ける自信はないよ」(交際破棄) 【二人とも好きだ!】 「ははは…、 二人とも、と答えるのは無責任だよね」 「深みに、はまらないうちに あなたの本性に気づいたのは、 不幸中の幸いだったかな…」(先攻) 「あなたが、こんないい加減な人だとは 思ってもみなかったな…。 今まで通りの関係を続ける自信はないよ」(後攻) 竜造寺紫苑 通常 / 提案 / シナリオ / キャラ
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第一階層 古跡ノ樹海 3階 死と隣り合わせに進む樹海 座標の見方 3階(ミッション受領〜遂行)D-5(a,3) ベオウルフと再会 大臣に報告 ミッション「行方不明の衛士を探せ!」受領 D-5(a,3) 扉を開ける覚悟 D-5(a,1) 魔物と遭遇 D-3(a,1) 部屋を抜けて D-3(e,2) 傷を負った衛士 ミッション報告 3階(ミッション受領)ミッション「百獣の王キマイラを討て!」受領 種別 階層 / 場所 汎用 テキスト集トップ タイトル画面 キャンプメニュー その他 メインシナリオ オープニング ミッション 樹海 メイン 第一階層 1F 2F 3F 4F 5F 第四階層 16F 17F? 18F? 19F? 20F 第二階層 6F 7F? 8F? 9F 10F 第五階層 21F 22F? 23F? 24F? 25F? 第三階層 11F 12F? 13F? 14F 15F 第六階層 26F 27F 28F 29F? 30F ミニイベント 第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層 遺跡 メインシナリオ B1F B2F B3F B4F B5F? ミニ B1F? B2F? B3F? B4F? B5F? 街 NPC フロースの宿 シトト交易所 鋼の棘魚亭 冒険者ギルド ラガード公宮 酒場情報収集 第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層 クエスト 第一階層 1F 2F 3F 4F 5F 第四階層 16F 17F? 18F? 19F? 20F? 第二階層 6F 7F 8F? 9F? 10F? 第五階層 21F 22F? 23F? 24F? 25F 第三階層 11F 12F? 13F? 14F? 15F? 第六階層 26F 27F 28F 29F 30F 宿泊イベント 第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層? 公国直営料理店 会話する メニュー開発(1~2) メニュー開発(3~4) メニュー開発(5~6) メニュー開発(スペシャル) 探索準備 宣伝計画 都市開発 ボイス集 放置ボイス ※このリンク表は、テキスト集ストーリーモード共通のものです。編集はここから。 ※メインはメインシナリオ、ミニはミニイベントの略です。サイズの関係で略しています。 座標の見方 1 A a,1 a,2 a,3 a,4 a,5 b,1 b,2 b,3 b,4 b,5 c,1 c,2 c,3 c,4 c,5 d,1 d,2 d,3 d,4 d,5 e,1 e,2 e,3 e,4 e,5 [部分編集] 3階(ミッション受領〜遂行) D-5(a,3) ベオウルフと再会 【ナレーション】 美しい樹海の緑の中を進んでいくと 不意に君たちを制す鋭い声が響く。 【背後から聞こえる声】 「それ以上先へと進んではいけない!」 (下がりたまえ) 【ナレーション】 振り返ると、黒い獣をつれた聖騎士風の男… ベオウルフのフロースガルの姿がある。 よく見ると、フロースガルの後ろには 傷付いた衛士が3人倒れているのが見える。 …一体何があったのだろうか? 君は青年に事情を尋ねてもいい。 どうしますか? 何かあったのか尋ねる 構わず先へ進む 何かあったのか尋ねる 【ナレーション】 君はこの先に何かあったのか、と 赤毛の青年に問いかける。 【フロースガル】 「それは…」 構わず先へ進む 【ナレーション】 君は警告に耳を貸さず扉に手を伸ばす。 しかし、赤毛の青年はいち早くその手を 掴んで制してしまう。 【フロースガル】 「(主人公)、やめたまえ」 (ここを通すことはできない) 【ナレーション】 赤毛の青年は、苦悩の影を覗かせながらも 君たち一人一人の目を見ながら 言葉をつむぐ。 【フロースガル】 「君たちの探していた衛士隊が、魔物に 襲われたのだ。そして…、隊は半壊し 逃げた一部の者たちが彼らだ」 (まいったな) 【ナレーション】 フロースガルはそう告げて、後ろの3名の 衛士を眺める。3名は傷の手当てを受け 今は安らかに眠っているように見える。 【フロースガル】 「彼らに聞いた所、この先で見たことのない 魔物に襲われたという」 【フラヴィオ】 「えっ! じゃあ…その 3人の衛士以外は魔物に!?」 (ウソだろ!?) 【フロースガル】 「分からない。彼らが言うには ブリッジという衛士が、魔物を引きつけ 西の方へと走ったという」 (うーん) 「彼の行動のお陰で、この3名は 傷付きながらもここまで逃げることが でき、私に出会ったという訳だ」 【アリアンナ】 「ブリッジ様といえば、私たちが 探している相手です!」 (ど、どうしましょう) 【フロースガル】 「なるほど…、事態は一刻を争う。 が、ケガ人の搬送や事情を大公宮に 報告する必要もある」 (なるほどね) 「どうだろう、(ギルド名)の諸君。 今すぐ君たちが大公宮へ、事件を 知らせてきてくれないか?」 「私はこの3名の衛士を見守り 動けるようになった時点で 街へと連れて帰るつもりだ」 【ベルトラン】 「やーれやれ、なんかさらに面倒なことに 巻き込まれてる気がすんなぁ…」 (やれやれ) 【フロースガル】 「……」 【フラヴィオ】 「おい、おっさん、この状況で面倒って そりゃさすがにねえだろ」 【ベルトラン】 「あー、はいはい。悪かったよ。 しばらく黙っとくって」 (悪いね、どうも) 【フラヴィオ】 「……」 【クロエ】 「文句言ってても、仕方ない。 大公宮に、事情…聞きに行く」 (うーん) 【アリアンナ】 「…そうですね」 (えーっと) 「一刻も早く大臣様に報告した上で 改めてブリッジ様を探しに戻りましょう」 【ナレーション】 アリアンナの言葉に頷くと 君たちはラガード公宮へと戻ることにする。 《扉の前に行く》 【フロースガル】 「君たちには大公宮へ報告を頼んだはずだ」 (ここを通すことはできない) 【ナレーション】 赤毛の青年は君たちが報告に行かない限り この先へと進ませる気はないようだ。 早急に街へと戻るのが 先へと進む早道だろう。 《街へ戻る》 【アリアンナ】 では、すぐに大公宮へ向かいましょう。 大臣様に事態を報告しないといけません。 (大公宮に、報告に行きませんか?) 上へ [部分編集] 大臣に報告 【ダンフォード】 おお、これは(ギルド名)の…! (どうかしたかの) 孫娘を助けて頂いている様子。 この老体、感謝しておりますぞ。 して、慌てておられるが一体…? 【アリアンナ】 大臣様、実は樹海で 大変な事件が起こったんです! 衛士隊の方々が…っ! (大変です!) 【ダンフォード】 …っ!! なんと! 見知らぬ魔物が現れ、衛士隊が 半壊状態じゃと! (なんとること) 【アリアンナ】 えぇ。フロースガル様のご助力もあり とりあえず3人の方は助かりましたが 残りの方々の行方はわからないままで…。 (ど、どうしましょう) 【ダンフォード】 ふぅむ…、すぐに救援の必要があるのじゃが 少々難しいですのぅ。 (んん?) 【クロエ】 …難しい? (うん?) 【ダンフォード】 うむ。話を聞く限り、衛士隊では 歯が立たない魔物という話じゃから… (その通りじゃ) 【ベルトラン】 新しい衛士を送りこんでも… 同様の結果になる可能性があると? (そうか…) 【ダンフォード】 情けない話じゃが…、衛士達の腕前は みな同じようなものでのぅ。 (すまぬのう) 10名の小隊で行動していた衛士隊を 倒すほどの魔物…、残念じゃが 大公宮では手がつけられぬ。 そこでじゃ…、大公宮ではミッションを 発動しようと考えておる。腕の立つ 冒険者に衛士救助を依頼するのじゃ。 できれば是非…、(ギルド名)の諸君に 引き受けて頂きたいと思っていますぞ。 (引き受けてくれるかの?) 【システム】 新規ミッションが発動しました。 メニューのミッションの受領を選んで 詳細を確認してみて下さい。 上へ [部分編集] ミッション「行方不明の衛士を探せ!」受領 (「ミッション受領」へ進む) 上へ [部分編集] D-5(a,3) 扉を開ける覚悟 【ナレーション】 君たちは、先ほどフロースガルと 3人の衛士がいた場所にたどり着く。 【アリアンナ】 「あら? フロースガル様たちの 姿がないようですが…」 【フラヴィオ】 「衛士が目覚めたのかな? だとしたら 街に連れてかえったんだろうけど…」 (うーん) 【ナレーション】 そう語り合っていた君たちの背後に 2つの影が出現する。 【フロースガル】 「その通りさ。たった今、目覚めた3人を 街へと連れてかえってきたところだ」 (ああ) 【ナレーション】 赤毛の青年は笑顔を見せてそう告げると そのまま言葉を続ける。 【フロースガル】 「(主人公)がミッションを受けたと 大公宮で話を聞いた。まだ世界樹の攻略を 始めたばかりなのに驚きだよ」 (やるじゃないか) 【ナレーション】 そこまで言うと、聖騎士はどこか苦々しさを 混じらせた顔になり、何かを伝えようと口を 開くが言葉は出て来なかった。 何と発言しますか? どうした? ミッションなら任せておけ そんなに頼りないか? どうした? 【フロースガル】 「いや、すまない。単に何か助言を できたらと思ったのだが、思い浮かばなかった というだけだよ」 「ミッションが上手くいくように 願っているよ。どうか気を付けて」 ミッションなら任せておけ 【フロースガル】 「ああ、そうだな。君たちならば上手く やってくれると信じているよ。 どうか気を付けて」 そんなに頼りないか? 【フロースガル】 「いや、すまない。そんなつもりではなく、 単に何か助言できたらと思ったのだが、 思い浮かばなかったというだけだよ」 「ミッションが上手くいくように 願っているよ。どうか気を付けて」 【ベルトラン】 「よう、兄ちゃん。ちょっといいか?」 【フロースガル】 「何だろうか?」 (何かな) 【ベルトラン】 「そんなに深刻な面するんなら、自分で ミッションやりゃいいんじゃねえのか?」 (ん?) 【フラヴィオ】 「おい、おっさん、何言い出して…」 (な!?) 【フロースガル】 「いや、いいんだ。彼の言う通りだ。 気分を害させて申し訳ない」 (そう思うよ) 「だが、私にはやるべきことがある」 「残酷なようだが、衛士たちを救うよりも 優先すべきことがあるんだ」 【ナレーション】 普段の優しげな様子からは想像もできない 冷たい声で青年は言い切ると、背を向ける。 【フロースガル】 「…この扉を開くなら、覚悟することだ」 (気を付けて) 「樹海を探索するという言葉の意味が いやでも分かることだろう」 「…行こう、クロガネ」 (それではね) 【アリアンナ】 「樹海を探索する、意味…?」 (うーん) 【フラヴィオ】 「この先に…何があるって言うんだ?」 【ベルトラン】 「……」 【クロエ】 「どうする? 進むかどうか、判断はリーダーに任せる」 【ナレーション】 君たちは、このまま扉の先に進んでもいいし 一度街に戻り準備を整えてもいい。 上へ [部分編集] D-5(a,1) 魔物と遭遇 【フラヴィオ】 「…!?」 【ナレーション】 広間に足を踏み入れた君たちは 今までに見たことのない獣が 奥に鎮座しているのに気付く。 そしてその魔物の足元を見て君たちは、 まるで頭を打たれたような衝撃を覚える。 そこには公国の衛士の装備する鎧兜が 散乱しており、その下はおびただしい血が まさしく血だまりとなっているのだ! 【アリアンナ】 「これ、は……!」 (うぅ!) 【フラヴィオ】 「……」 【ナレーション】 君たちは、このおぞましい光景を前に 言葉をなくす。 【ベルトラン】 「樹海を探索するという言葉の意味、ね」 (やれやれ) 「やれやれ…あの兄ちゃん、優しい顔して 言うことがえげつないね」 【クロエ】 「装備を見る限り、大公宮の衛士隊に 間違いないと思う」 (ん) 【ナレーション】 ショックを受ける少年と少女とは対照的に、 聖騎士の男と黒衣の少女は周囲の状況を 検分し始める。 【クロエ】 「鎧兜の数からいって、ここで 犠牲になった衛士は3人」 (えっと) 「先に脱出した3人を合わせて6人。 あと4人がどこかに生きてる可能性はある」 【ナレーション】 クロエはそう言うと、視線を君に向ける。 同じようにアリアンナも、心細げに 君を見つめてくる。 何と発言しますか? 生存者を見つけよう 気をつけて進もう 何も言わない 生存者を見つけよう 【アリアンナ】 「…はいっ!」 気をつけて進もう (「生存者を見つけよう」と同文) 何も言わない 【ナレーション】 何も言わず見つめる君の視線を 見つめ返していたアリアンナの顔は少しずつ 普段通りの元気な表情へと戻っていく。 アリアンナはそのまま1人頷くと 頑張りましょう、と小さく呟く。 【フラヴィオ】 「(主人公)、 西側にいる魔物とおれらの間には 落とし穴がいくつもあるみたいだ」 (いいか?) 「うまく誘導して落とせば… 戦わずに奥の扉に行けるんじゃないか?」 【ナレーション】 少年はそう言ってから、君を見つめ 君の判断を待つ。 …この先を調べるならば、あの魔物を倒すか または避ける手段を考えねばなるまい。 君たちは自分の意志で、 どちらでも好きな方を選んで構わない。 ただし気を付けたまえ。 ひそむ魔物は今まで出会った物より凶悪で、 君たちに倒せるとは限らないのだ! 上へ [部分編集] D-3(a,1) 部屋を抜けて 【フラヴィオ】 「(主人公)、 ちょっと止まってくれるか?」 (お) 【ナレーション】 少年は君に断ってから、足を止めると 地面や周囲の枝の様子を確認して顔を上げる。 【フラヴィオ】 「複数の人間が歩いていった跡がある。 重装備だし…大公宮の衛士じゃないかな」 (どうかな) 「南の方角に足跡が続いているから そっちに逃げたんだと推測できる」 【ナレーション】 南の通路を見つめながら、レンジャーの 少年は君の指示を待つ。 君は、足跡を追い南に進むか 北側を先に探索するか選ぶ必要がある。 上へ [部分編集] D-3(e,2) 傷を負った衛士 【ナレーション】 君たちは部屋に入って周囲に何か衛士たちの 痕跡はないかと探し始める。 【アリアンナ】 「…誰もいないようですね」 (うーん) 【フラヴィオ】 「おかしいな…、この部屋まで確かに 足跡が続いていたんだけど…。 警戒して、どっかに姿を隠してるのかも…」 (あれ?) 「こっちから呼び掛けたら、 何か反応してくれないかな?」 【ナレーション】 魔物を警戒して奥深くに隠れているなら 目視で見つけるのは難しいかもしれない。 何と叫びますか? 助けに来たぞ! 誰か居ないか? 助けに来たぞ! 誰か居ないか? (本文) 【傷を負った衛士】 「助け……? 助け、だって!?」 (ぼ、冒険者…か?) 【ナレーション】 君の声にこたえて、木々の隙間から 仲間を背に負ったボロボロの男が顔を出す。 何と発言しますか? 衛士隊のブリッジか? もう大丈夫だ …… 衛士隊のブリッジか? 【傷を負った衛士】 「な、なんで、オレの名前を!?」 【ナレーション】 君は自分たちが大公宮から依頼されて来た 冒険者であることを告げる。 【傷を負った衛士】 「大公宮が…! そうか、もう…これで大丈夫なんだ…」 (あぁ!) もう大丈夫だ 【ナレーション】 君の言葉を聞き、怯えた顔をした衛士は 瞳から大粒の涙をこぼす。 【傷を負った衛士】 「…正直もう、ダメかと思ったぜ」 (あぁ) 「本当に助けが来てくれるなんて… 感謝、するぜ!」 …… 【ナレーション】 君は黙って衛士に手を差し出す。 【傷を負った衛士】 「……っ」 【ナレーション】 その手を取った衛士は、感極まったように 嗚咽をこぼす。 この樹海で、魔物に追われ、隠れ潜むのは どれほど辛かったことだろうか。 【傷を負った衛士】 「良かった、本当に…」 【ナレーション】 衛士は、強く、強く、君の手を握りしめる…。 落ち着いた頃を見計らって、 君は彼に自分が大公宮に依頼された 冒険者であることを告げる。 【傷を負った衛士】 「大公宮からの…!」 (あぁ!) 【傷を負った衛士】 「よかった! これで帰れる… 俺たち助かるぞ! チクショウ!」 (助かったのか) 【ナレーション】 喜ぶのも束の間、衛士はクロエを見るや 体を引きずるように詰め寄って声をかける。 【傷を負った衛士】 「なあ、あんたドクトルだろ? 仲間を治してやってくれよ!」 【ナレーション】 そう言って、男は自身も深手を負ってるにも 関わらず、木々の影に隠していた 3人の仲間を指差す。 【クロエ】 「……」 【傷を負った衛士】 「ここまで逃げてきたんだけど… こいつらの傷が重くて、動けなくなってさ」 (うぅ) 【クロエ】 「…努力、する」 【ナレーション】 倒れる3人の衛士を前に クロエは治療を行っていく…。 ………。 《暗転》 【クロエ】 「……間に合った。 このまま、連れてかえれば、助かる」 (これで大丈夫) 【アリアンナ】 「よかったです!」 (ウフフ) 【ナレーション】 パーティの中に、ホッとした 安堵の空気が流れる。 何と発言しますか? お疲れ、クロエ 橋について詳しいのはお前か? お疲れ、クロ 【クロエ】 「でもこれは応急処置。 早く街につれてかえる方がいい」 (油断、しない) 【ナレーション】 少女はそう告げると、ブリッジと名乗った 衛士に橋に詳しいのか?と声をかける。 橋について詳しいのはお前か? 【ナレーション】 嬉しそうに仲間を眺める衛士に向かい 君は改めて声をかける。 彼がブリッジであれば、彼こそが 君たちが探していた橋に詳しい 人物に他ならないはずだ。 【傷を負った衛士】 「橋…? 確かに、オレは橋好きだが よくそんな話を知ってるな?」 【ベルトラン】 「酒場で会ったろ、覚えてるか?」 (いいか?) 【傷を負った衛士】 「あ、アンタ…」 【ベルトラン】 「…えらい再会になっちまったな」 (フッ) 【ナレーション】 聖騎士の男の笑みにつられて、 騎士の顔にも笑みが浮かぶ。 【アリアンナ】 「お聞きしたいことがあるのですが… ブリッジ様もお怪我をされていますね」 (どうしましょう) 【クロエ】 「橋の人も、重傷。 クロエの手当て、大人しく受ける」 (なおす) 【ナレーション】 君たちは衛士に出来る限りの手当てを施すと 大公宮から預かっていたアリアドネの糸を 男に手渡す。 【傷を負った衛士】 「…何から何まで、すまねぇな。 アンタらに救われたこと、 大公宮にはしっかり報告しとくぜ」 (ありがとう) 「それに…、橋について 聞きたいことがあるなら、街に戻ったら いつでも声をかけてくれ」 「助けてくれたアンタらのためなら 何だって協力するからな」 「あんたたちも、どうか気をつけて」 (あんたたちも、気をつけて) 【ナレーション】 衛士はそう言うと、アリアドネの糸を使い 残りの3人の衛士を連れて 街へと戻っていく。 【アリアンナ】 「……」 「これで…任務もおしまいですね。 大公宮に戻りましょう」 (終わりましたね) 【ナレーション】 少女の言う通り、君たちは一度街に戻って 大公宮で報告を行う必要がある 上へ [部分編集] ミッション報告 (「ミッション報告」へ進む) 上へ [部分編集] 3階(ミッション受領) ミッション「百獣の王キマイラを討て!」受領 (「ミッション受領」へ進む) 上へ [部分編集]
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性能詳細 [#v15aa30b] 入手 [#e993bf72] コメントフォーム [#qb5c4d63] 性能詳細 破滅の魔獣ライノトスの皮で製作されたベルト。魔獣の皮で作られた者を使用するときは、その魔力に支配されないように気をつけねばならない。 アイコン 名称 Lv 部位 種類 力 敏捷 知能 意志 +α attachref 魔獣の皮ベルト 60 アクセ ベルト 68 49 66 60 - 種族:リシタ,フィオナ,イヴィ,カロック 関連セット:なし 入手 製作依頼(アルシェン,カースティー) レシピ発生条件 クリア 材料 個数 依頼費 79,000 ライノトスの心臓 1 支配されたウォーロードの証 5 シャカルの鎧の欠片 5 ライノトスの皮 5 ライノトスの牙 5 コルウの銅鉱の欠片 5 革 [最高級] 15 ドロップ コメントフォーム 名前 コメント
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概要 市場に滅多に出回らないドロップアイテム。 優秀な防具の素材になる一方で、回復系の道具の原料として重宝されている。 ディアンケヒト・ファミリアに1200万ヴァリスで売れた。
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―――――私は勇者なんかじゃない。 偶然に世界の命運なんてのを託された、運が悪いだけの一般人さ。 私に任された仕事は、本当は私以上に適任の奴がいるはずなんだ。 例えば伝説の英雄とか、聖なる騎士とか、本当の勇者とか、な。 だが運の悪いことにそいつは現れない。 もしかしたら、はじめっからそんな奴はいないのかもしれない。 だから勇者のふりをするのさ。 強くもないのに、強がりながら。 空が燃えていた。 大地は裂け、炎が荒れ狂い、街を呑み込んでいく。 通りを駆け抜けるのは名状しがたい異形ども。 禍々しい鎧兜を纏った戦士達や、冒涜的な姿の怪物たち。 誰の眼にも明らかだ。 かねてより警告されていた通り『門』が開いたのだ。 そして彼らは『門』を通って、地の底より這い出た存在。 ――極めて古典的な名前で呼ぶならば、 『悪魔』 そう形容されて然るべきものであった。 多くの住民が家に閉じ篭って全てが終わるのを待ち、 或いは逃げるのに間に合わず、悪魔どもに無残にも殺されていく。 そんな中、ただ一つの目的を持って駆け抜けていく者がいた。 男だ。男が二人。 1人は様々な苦脳を秘めた厳しい面構えの、平凡な男。 身につけた衣服は僧侶か何かを思わせる、装飾の少ないそれだ。 目前に立ちはだかるのは、つい先ほどまで市民を貪り食っていた怪物ども。 その数は1匹や2匹ではない。あまりにも多すぎる。 「ダメだ、此方の道は奴らが多い! 回り道を――」 「そんな時間があるものか! マーティン、私が切り開く!」 その男――マーティンと呼ばれた男の脇を、一陣の風が擦り抜ける。 身を低くして一瞬にして通りを走り抜けたのは、まるで影のような男だった。 黒い鎖帷子を纏い、頭をすっぽりと外套で覆った彼は、手にした武器を振り抜く。 片刃の長剣――遥かな東方から伝来したと言われる、切れ味の鋭い代物である。 皇帝直属の親衛隊のみが携帯を許されるそれを持っているという事は、この影は親衛隊なのだろうか。 そう思う者がいるならば、あえて言おう。答えは断じて否だ。 護ることよりも殺すことに長けた剣、とでも呼ぶべきか。 およそ真っ当な剣術ではない。どれほどの敵を斬れば、このようになるのだろうか。 断じて、親衛隊などという組織に所属する者の剣技ではない。 凄まじい速さで縦横無尽に振るわれた刃が、次々に怪物どもの命を刈り取った。 彼らは男の攻撃を受けるまで、その存在に気付くことすら無かったのだろう。 あまりにも呆気なくバタバタと斃れ、屍を晒した。 だが、それで終わりではない。 終わりの筈がなかった。 騒ぎを聞きつけた鎧武者達が、具足を鳴らして迫り来る。 その数は遠目に見ただけでも――あまりにも膨大だ。 男は躊躇しない。 マーティンを背に庇い、悪鬼どもを睨みつけ、叫ぶ。 「行け、マーティン! ここは私に任せて、お前はアミュレットを神殿へッ!」 「しかし……ッ!」 「馬鹿者ッ! お前が死ねば其処で終わりだが、お前が神殿につけば此方の勝ちだ! 何も奴らを殲滅するわけではない。『門』が閉じるまでの間だ。 お前の鈍足でも、どうせ五分かそこらだろう。安心しろ。その程度ならば防ぎきってみせる」 マーティンの顔に迷いが浮かんだのは明らかだった。 それなりに長い付き合いだ。この人物の心根の優しさは、よく知っている。 だが、彼は影のような男を見やり、そして押し寄せてくる悪魔どもを見やり、 その全てに背を向けた。 「…………感謝する。アルゴニアンよ。君は、良き友だった」 「ああ。そうとも、マーティン」 「……」 「お前は良い友だった」 会話はそれで終わった。マーティンは走り去り、影は残る。 そうして影は外套の内側で薄く笑うと、それを跳ね除けた。 露になったのは人の頭ではない。似ても似つかぬ蜥蜴の其れだ。 アルゴニアン――辺境に多くが暮らし、帝国人から忌み嫌われる種族。 遥か昔には奴隷として使役された事もあるアルゴニアンだったが、 それでも尚、彼は人々が好きだった。 何よりも、あのマーティンという男は気に入っていた。 躊躇わずに命を賭け、こんな場所にまで付き合うほどには、だが。 刃を構える。 なぁに、不可能な事ではない。難しいことでもない。 このくらいの窮地ならば、過去に幾度となく乗り越えてきた。 「さあ来いデイドラどもッ! 生きてれば一度は死ぬものだッ!!」 アルゴニアンの挑発に対し、悪魔――デイドラの軍勢が雄たけびを上げた。 そして幾度と無く彼らの野望を打ち砕き、今この戦いに終止符を打とうとする男を滅ぼすため、 幾百ものデイドラがこの路地へ押し寄せ、そして―― ――――世界を光が包み込んだ。 ――五年後。 新暦68年 某月某日 日本 海鳴と呼ばれる土地。 深夜。時計の短針が十二を通り過ぎ、一を示す頃合。 喫茶店『翠屋』には多くの人物が集まり、そして眠っていた。 ある者はカウンターに突っ伏すようにして、 ある者はテーブルの下で丸くなり、 ある者は大きな犬にしがみついて。 『高町なのは復帰記念パーティ』 ようやく復帰した少女――彼らの大事な存在の帰還を祝うため、 殆ど朝から晩まで騒いだ結果が、これである。 「もう、みんな酷いなぁ……。好き勝手に騒いで、勝手に寝ちゃうんだもん」 「仕方ないよ、なのは。それだけ皆、なのはが帰ってくるのを待ってたんだから……」 「うん、それは……わかってるんだけど、ね」 今起きているのは、この二人。 主賓である高町なのは。 そして彼女の一番の親友であるフェイト・テスタロッサ・ハラウオン。 悪戯っぽく笑いあいながら、幸せそうに眠りこけている仲間達を見やる。 本当に幸せだ。 自分達には家族がいて、友達がいて、仲間がいて。 こうして何かにつけて祝って、騒いでくれる。 だが、それもしばらくは見納めだ。 「なのは、その――」 「もぅ、心配性だなあフェイトちゃんは! クロノ君もだけど……。 ひょっとして、お兄ちゃんに似た、とか?」 「なのはぁっ!」 にゃはは、と笑って誤魔化すなのはを、フェイトは怒りながらも心配そうに見つめた。 彼女がとてつもない大怪我をしたのは、一年前になる。 だが、一年もかけねば治らないほどの負傷だったのだ。 そして――まだリハビリを終えたばかりなのだから。 「私のことなら気にしなくて良いよ、フェイトちゃん。 もうすっかり元気だし、前みたいな無茶はもうしない。 それに――フェイトちゃんの執行官試験の方が大事なんだから!」 そう、執行官試験。 今まで二度受けて、フェイトは二回とも不合格になっている。 本人は頑なに否定するだろうが、なのはの事故が影響しているのは間違いない。 だが――……だからと言って、果たしてこのような事になっても良いのだろうか。 ―――――話は数日前、高町なのはが退院する、その直前にまで巻戻る。 退院準備の為、荷物を鞄に纏めていた彼女とフェイトの前に、クロノ・ハラウオンが現れたのだ。 勿論、彼にとって最も大切な目的は、友人であるなのはの退院を祝う事だったが、 それ以外にもう一つ、極めて重要な用件を抱えていた。 「「タムリエル?」」 「そう、第23管理外世界。現地の言葉で『タムリエル』と呼ばれている。 文明ランクは――地球やミッドチルダよりもだいぶ低い。中世クラスだろう。 ただ魔法に関しては正直想像がつかない。これまで、さして注目もされてなかったからね」 「これまで、って事は……今は注目されているの?」 ああ、とクロノは頷いた。 タムリエルは地球など他管理外世界と同様、次元宇宙に接触する技術を保持していない。 そう思われていたのだ。――これまでは。 「事件が起きたのは新暦63年。なのはやフェイトと逢う二年前だ。 タムリエルで大規模な次元震が確認された。 その規模は――恐らく、史上最大。 まず間違いなく『二つの世界が完全に繋がった』ような状態だった筈だ」 それほどの大事件でありながら、事件の詳細は確認されていない。 いや、できなかったのだ、とクロノは語った。 「次元震動が確認されてから一時間と経たず、それは消滅してしまったんだ。 単なる偶然なのか、或いは人為的なものなのか、まるで判らないまま。 そして、その後の調査も不可能だった。 結界……とでも言うのかな。外部からの干渉を遮断するバリアが張られていたのさ。 まあそんな事が可能な魔法技術があったなんて思いもよらなかったから、 管理局のこれまでの調査が如何に杜撰だったか、って問題にもなったけど、 とにかく、その世界への干渉は不可能だったんだ。ところが――三日前に、そのバリアが消滅した」 「それって……つまり、また同じ事が起こるかもしれないの、クロノ君?」 「ああ、そうだ。これは極めて重大な調査になる」 「でも、何で私と、なのはにその話を?」 「……つまり、なのは。君のSランク取得試験内容は『管理外世界タムリエルの調査』。 そして、フェイト。君の執行官資格試験もまた『管理外世界タムリエルの調査』なんだ」 ――魔法少女リリカルなのは The Elder Scrolls 始まります。 目次へ 次へ
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VS野球帽(2) 強敵、平井律先輩を倒したミケナイト。 しかしミケナイトには休息する暇も、互いの健闘を称えて律先輩と豆乳を飲む暇もありませんでした。 タマ太が単に気絶しているだけなのを確認したミケナイトは、背後から近付いてくる気配を察して振り向きます。 見覚えのある野球帽を被った、小柄な選手。 その手には生徒会特別役員キビト・ケンの首。 「よォ。小さなナイトはお休み中かよ?」 「むっ。私はまだまだ戦えます!」 「あ? アンタはまだ“見習い”だろ? 俺が言ってるのはそっちの猫さ。アンタを護るナイトっぷり、見事なモンだったぜ?」 「……?」 魅羽は以前に一度、この人と戦ったことがあります。 まったく勝負になりませんでした。 その時はまだ魔法少女ではありませんでしたし……なにより戦う意志が弱かったのです。 でも、今の魅羽は違います。今の魅羽は、猫耳の騎士・ミケナイトなのです。 「強い自分になりたくて。あなたと戦えるようになりたくて。私は大会に参加しました。今度は前のように無様に負けたりしません!」 「嬉しいねェ。じゃあ少しは……楽しませてくれんだろうなァ!」 キビト・ケンの首を放り投げ、野球帽は右正拳突き! 身に染み着いた「兵藤の武」をそのまま絞り出したような正確で美しい突きです。 ミケナイトも斬馬大円匙の水平斬りで応戦します。 馬術部で習った英国式の大剣術をそのままスコップに置き換えた太刀筋! 兵藤の鉄拳と特大スコップが激突! 巨大武器のリーチと質量を上乗せして尚、当たりは全くの互角! 反動で飛び離れる野球帽とミケナイト。 ばぎん。宙を舞っていた木人の首が、地面に激突して二つに割れました。 「短い間にずいぶん強くなったじゃねェかよ? 武器も剣よりソイツのがアンタに合ってるぜ」 「……ありがとうございます」 「クハハッ、礼はいらねェぜ。技術も武器も雑だって意味だからよォ!」 「……っ! また軽口を!」 ミケナイトは特大スコップを握り締め、軽く腰を落とし、上体を前に傾けます。突撃開始2秒前! 不思議と怒りはありません。 野球帽の言葉が、裏表のないサッパリとしたものだからでしょうか。 今はただ、前よりも強くなった自分の全力を、強きもの・野球帽にぶつけたい。 それだけでした。 (タマ太……!) ミケナイト――猫岸魅羽は泡を吹いて倒れている友達に、一瞬だけ視線を向けた。 タマ太と一緒だったから、馬たちに嫌われてワンワン吠えられながらも厳しい馬術部の練習を頑張ってこれた。 タマ太と一緒にいろんなところに散歩して、沢山の友達と出会えた。 タマ太が与えてくれた不思議な力で、今こうして私は戦うことができている。 きっとタマ太は私が平井先輩に気押されてる情けない姿を見て、心配のあまり気絶してしまったのだろう。 もう、あんなみっともない戦いはしない! この一撃はタマ太のために――全力で! ミケナイトの全身全霊全力突撃! 「いいねェ! だがコレで終わりさ!」 野球帽は突進に合わせて完璧なタイミング回し蹴り! 狙うは猫耳ヘルム! なぜ鎧をつけてない胴体ではなく完全防護を施した頭部を? 蹴り足が猫耳兜の顎を掠めるように打ちました。 ミケナイトの兜が首を軸にぐらりと揺れます。 それは、首を720度回転させて捻じ切るような残虐な蹴りでこそありませんが、恐るべき必殺の蹴りでした。 兜越しに小さく揺さぶられたミケナイトの脳は、肉体の制御権をあっけなく手放しました。 兵藤一族秘伝『斬岳・無明』! 戦乱の世に起源を持つ「兵藤の武」は効率的に敵を倒すために洗練されてきました。 もともと想定する敵は、鎧兜に身を固めた武士。 迚持ライのような非物理領域からの搦め手に不覚を取ることはあっても、物理戦闘で後れを取ることはありえません。 相手が西洋剣術を使う騎士だったとしても、それは同じことです。 ――でも、相手がただの騎士ではなく、魔法少女だったとしたら? (この一撃……必ず決める……! タマ太のために!) 脳から切り離されて崩れ落ちるのを待つばかりのはずだったミケナイトの肉体が突進をやめません! 「っりゃあああああーっ!」 チャージング斬撃炸裂! 全力フルスイングを胸部に受けて吹き飛ぶ野球帽の小柄な身体! みしり。野球帽は身体の軋みを感じました。 (アバラをやられたッ! 糞がッ! アイツ何故動けるッ!?) 魔法少女の精神は、脆弱な肉体の従属物ではありません。 その精神状態が臨界点を突破すると、あらゆる物理現象を超越した事象を引き起こすのです。 その境地の名は“MoMa”。 “MoMa”を使いこなした魔法少女は、敵と対峙した瞬間に勝利すると言われています。 それは全盛期の野球神に等しい力……! キビトに左腕を折られました。 今の一撃で肋骨もヒビが入ったようです。 満身創痍の野球帽でしたが、その闘志は依然衰えていませんでした。 いえ、強敵を前にしてその闘志は一層燃え上がっているのです。 強敵。そう。強敵です。 目の前にいる猫耳の騎士は紛れもない強敵であると、野球帽は認めました。 ミケナイトの一撃は、野球帽の胸の奥底まで届いたのです! 兵藤の秘伝技には二つのモードがあります。 ひとつは、相手の意識を刈り取り、最小限のダメージで戦闘不能にする「無明」。 もうひとつは、相手の肉体を破壊し、最大限のダメージで再起不能にする「赤滅」。 後者は真の強敵にのみ放つ禁忌の技です。 「うぉりゃああーっ!」 ミケナイトの全力攻撃が続きますが……野球帽は避けません! ミシィッ! 野球帽の脇腹に斬馬大円匙が食い込み肋骨が砕けます! しかし、不敵に歪む野球帽の赤い唇! 「砕月――赤滅!」 野球帽の右手が魅羽の喉輪を捉えます! 魅羽の身体がまるで質量が無いかのように、ふわりと宙に浮きました! ……「砕月」を決めるためには、尋常ならぬ膂力と、卓越した技巧、そしてそれらを束ねる強靭な精神が必要です。 そして、キビト・ケンとの戦いで消耗した今の野球帽には精神力が不足していました。 (……しまった! タイミングがズレた!) 技の入りが浅いことを察して野球帽は「砕月」を中断してミケナイトの喉から手を離しました。 ミケナイトは後方宙返りを決めると着地後即座に踏み込みスコップ斬! ミシミシミシィ! アバラが何本も折れた手応えが、ミケナイトにもはっきりと感じ取れました。 「糞がァーッ!」 野球帽は飛びそうになる意識の中、やぶれかぶれで反撃のパンチを撃ちました。 右拳がミケナイトの胸に突き刺さります! 「兵藤の武」に裏打ちされた正確な打撃と、平井律との戦いで蓄積されたダメージによって、ミケナイトはついに限界を迎えました。 (あ……駄目だ……私もう倒れちゃう……。でも……かなり頑張ったよね……タマ太……) 魅羽はがくりと膝をつき、前のめりに大グラウンドの地面に倒れ伏しました。 【第2ターン 大グラウンド】 ミケナイト●―○野球帽 決まり手:右正拳突き 野球帽は思い起こす。「砕月」を止めた瞬間のことを。 完全にタイミングが崩れていたにもかかわらず、ミケナイトの身体は宙を舞っていた。 なぜか。それは、ミケナイトが自ら飛んでいたからだ。 もしあのまま「砕月・赤滅」を出していたら、ミケナイトは必殺の一撃を完全に回避していたのではないだろうか。 そして、必殺技を空振りした野球帽の硬直時間に、全力スコップ斬撃がクリーンヒットしていたのではなかろうか。 そうなった場合、ここに倒れていたのは野球帽自身であろう。 野球帽は身震いした。 「無明」と「赤滅」の違いは技の最終段階だけだ。 「無明」は相手の頭部を地面に叩きつけ、脳震盪による無力化を狙う。 「赤滅」は更に顔面に肘や膝を叩き込み、正中線の急所を打ち抜く致死打撃を追加する。 つまり、どちらのモードであろうと回避方法は一緒なのだ。 以前、文化部の部室棟エリアにおける戦いで、野球帽は猫岸魅羽を「砕月・無明」で倒した。 その時に見切られてしまっていたのか……? いや、「兵藤の武」は一度で見切られるほど底の浅いものではない。 さっきの完璧な回避は、偶然の助けもあったのだろう。 (だが、いずれにせよコイツは恐るべき強敵だ……) 野球帽は兵藤一族の流儀に従い、強敵に対する作法でミケナイトを讃えることにした。 すなわち――この場で潰す。 今ならまだ、試合中の事故として処理できるタイミングだ。 野球帽がミケナイトに向かって倒れ込もうと肘を構えた瞬間。 「ニャア(おい貧乳、試合終了だぜ)」 猫の声と共に、背後から凄まじい殺気が野球帽に降りかかった。 タマ太がいつの間にか目を覚ましていたのだ。 その全身には無数の爆竹。 必殺「ねこばくフレンズ」をいつでも放てる状態だ。 「ウニャーア(言ったはずだぜ、ミウに手出ししたらただじゃおかねぇってな)」 「あー、そんなこと言われてもなァ。猫語とかわかんねえし……。ま、大体わかったけどな!」 そう言って野球帽は、大グラウンドの中央をのし歩くピンク色の怪物の方を見た。 「じゃあこうしようぜ! まずは俺があの化け物をブッ倒す! その後で一緒に豆乳! それでいいな!」 タマ太はうなずいた。 そして野球帽は、傷だらけの身体をひきずるようにしながら怪物の方へと歩いていった。 めでたしめでたし。 応援作品へ移動<<|メニューへ移動|>>ミケナイトの個別ページへ移動